簿記3級 第2問・第3問の対策|合否を分ける55点
簿記3級は、第1問の仕訳(45点)に目が行きがちですが、合否を分けるのは第2問(20点)と第3問(35点)です。合わせて55点で、ここを取れないと70点に届きません。
それぞれ何が出るのか、どう解くのかを押さえておきましょう。
なぜ第2問・第3問が合否を分けるのか
第1問が満点でも45点。合格は70点なので、第2問・第3問で最低でも25点は積む必要があります。仕訳だけの勉強では受からない、というのはこのためです。
第2問の出題タイプ(20点)
第2問は、次のような形式が出ます。
- 勘定記入(経過勘定の前払・前受など、T勘定への記入)
- 補助簿の選択・記入(どの帳簿に記入されるか)
- 商品有高帳(先入先出法・移動平均法)
- 伝票(3伝票制)
第3問の出題タイプ(35点)
第3問は決算がテーマで、精算表(8桁)や財務諸表(損益計算書・貸借対照表)の作成、決算整理後の試算表などが出ます。配点が大きいぶん、ここを安定させると合格がぐっと近づきます。
決算整理の頻出論点
第3問で繰り返し問われるのは、次のような決算整理です。
- 売上原価の算定(仕入・繰越商品の振替)
- 貸倒引当金の設定(差額補充法)
- 減価償却(定額法・月割り)
- 経過勘定(前払・前受・未払・未収)
- 現金過不足・当座借越などの整理
解く順番と時間配分
おすすめは、第1問(仕訳)→第3問→第2問の順。配点の大きい第3問を、頭がフレッシュなうちに進めます。60分の中で、第1問に15分前後、第3問に25〜30分を目安に。
本番形式で時間を計って解いておくと、配分の感覚がつかめます。簿記3級コーチの第2問・第3問ドリルと模試は、この形式での反復に対応しています。
よくある質問
- 第2問では何が出ますか?
- 勘定記入、補助簿の選択・記入、商品有高帳、伝票などが出題されます。複数の小問で構成されることもあります。
- 第3問は精算表だけですか?
- いいえ。精算表のほか、財務諸表(損益計算書・貸借対照表)の作成や決算整理後の試算表なども出ます。
- 部分点はありますか?
- 第3問のような集計問題は、合っている箇所ごとに加点される形式が一般的です。空欄にせず埋めることが大切です。