簿記3級 直前1週間の詰め方|点になる順に手を入れる

残り1週間になったら、新しいことを覚えるより、いま取れる点を確実にするほうが伸びます。範囲を広げる時期ではありません。

ここでは、限られた時間をどこに使うかを配点から逆算して整理します。

まず現在地を測る

最初にやるのは勉強ではなく、本番形式で1回通して解くことです。60分で何点取れるかを知らないまま計画は立てられません。

測ると、点が足りない理由が「知らない」ではなく「時間が足りない」だったと分かることがよくあります。その場合、覚え直しではなく解く速度に手を入れることになります。

配点の大きい順に手を入れる

第1問が仕訳15問45点、第3問が決算の総合問題で35点、第2問が20点です。**第1問と第3問で80点**あります。

第2問は帳簿や勘定記入で、範囲が広いわりに配点が小さい大問です。1週間しかないなら、ここに時間を溶かさないことが効きます。

  • 第1問(45点):仕訳を毎日反復する。1問あたり1分を目標に
  • 第3問(35点):決算整理の型を一通り。売上原価・貸倒引当金・減価償却・経過勘定は落とさない
  • 第2問(20点):出たら取る程度。深追いしない

仕訳は毎日、短くていいので触る

仕訳は反射で出るかどうかがすべてです。1日空けると鈍ります。10分でもいいので毎日解いてください。

間違えたものだけを解き直すのが効率的です。正解できる問題を何度も解いても点は増えません。

本番形式を2〜3回は通す

細切れの演習だけだと、60分という制約に体が慣れません。通しで解くと、どこで時間を使いすぎるかが分かります。

多いのは第2問で粘ってしまい、配点の大きい第3問に手が回らないパターンです。1回でも経験しておけば、本番で切り上げる判断ができます。

当日の時間配分の目安

解く順番は自由です。点の大きいところから確実に取るのが基本です。

  • 第1問(仕訳):15〜20分。ここは落とせない
  • 第3問(決算):25〜30分。時間を確保しておく
  • 第2問:残り時間で。分かるところだけ埋める
  • 見直し:5分。特に第1問の借方貸方と桁

前日と当日の朝

前日に新しい論点を入れるのはやめたほうがいいです。中途半端に覚えたものは、本番で迷いを増やすだけです。間違えた仕訳を見返す程度にとどめてください。

当日の持ち物は前日に用意します。**本人確認証と電卓**は必須です。ネット試験では筆記用具を会場が用意するので、自分のペンは持ち込めません。

そして睡眠です。60分で計算を続ける試験なので、寝不足は計算ミスに直結します。詰め込むより寝るほうが点が上がる、という時期です。

よくある質問

1週間で間に合いますか?
ゼロからでは厳しいですが、一度範囲を終えているなら十分に伸ばせます。新しいことを足すのではなく、取れる点を落とさない方向に切り替えてください。
捨てる論点を決めてもいいですか?
第2問の細かい帳簿は、時間がなければ深追いしない判断もあります。ただし第1問の仕訳と第3問の決算整理は捨てられません。合計80点あります。
当日は何から解くべきですか?
配点の大きい第1問からが基本です。第3問の時間を確保できるよう、第2問は最後に回すのが安全です。

読んだら、手を動かす。

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